自分で育てた野菜を食べたいと思った時、家に庭があればいいけれどそんなに広い庭がない、そもそも庭なんか無いと家庭菜園を諦めているという人もいらっしゃるのではないでしょうか
そんな時に気軽に始めることができ、さまざまな野菜を作れるのがベランダでの家庭菜園!
今回はそんなベランダで家庭菜園を始める際に準備しておきたい「道具」についてお話をしたいと思います。
室内との違いは?ベランダでの家庭菜園について
ベランダでの家庭菜園について室内との大きな違いは、
・栽培スペースを取りやすい為大型の植物を置きやすい
・床に水や土をこぼしたりなどの汚れをあまり気にしなくてよい
といった気軽さにあると思います。
ベランダでの家庭菜園で使用する道具について
プランターなどの容器
プランターを置くスペースに合わせてサイズを選びます。
出来れば大きいプランターを選ぶ方が良いです。
根っこを広く伸ばすことができ、植物もよく育ちます。
ベランダでは底から流れ出る水は気にしなくて良いので排水用の穴が開いているタイプがオススメです。
底に排水用の穴が開いているプランターは、余分な水が底の穴から出ていくので水の与えすぎを防ぐことが出来ます。
園芸用培土
ホームセンターや100円ショップで購入することができます。
「 元肥入り 」などの記載がある肥料入りの物があれば、追加で肥料を入れずに一定期間そのまま使いつづけることができるためおすすめです。
(時間が経過すると土の中の栄養が無くなるので追加の肥料は必要です)
軽石または、培土流出防止用中敷き
プランターに培土流出防止用のカバーがない場合は買ってプランターの底に敷きましょう
培土流出防止用のカバーがないプランターの底に何も敷かずに水やりをすると、水やりの水と一緒に土が流れ出てしまいます。
植物の種もしくは苗
好きな植物、育てたい植物を選んでください!
種や苗はホームセンターや園芸店、100円ショップなどで手に入れることが出来ます
室内では育てることの出来ないような大型の野菜にもチャレンジしてみると良いかもしれません
‣支柱が必要な植物
・トマト
・ナス
・ピーマン
など
‣ネットが必要な植物
園芸用スコップ
購入した苗の植え替えや土の量が減ってきたプランターの土の補充などに使用します
ちょっとした土いじりにあると便利です
肥料
庭の土を使ったり肥料の入っていない土を購入したりした場合や、土の中の栄養が少なくなり、植物の元気がなくなってきた場合には肥料を入れてあげましょう
肥料には固形タイプと液体タイプがあります
ジョウロ
たっぷり水をあげるために、大きめのものを選びましょう
やさしく水をあげるために先端がシャワーになっているものがオススメです
霧吹き
植物は葉っぱからも栄養を吸収することが出来ます
ある程度植物が大きくなってきたら晴れた日の午前中に週1~3回程度、液体の肥料を薄めて葉っぱに掛けてあげると植物が元気に育ちます。
ホームセンターには「葉面散布用」と書いてある薄めずに使える肥料も売っているのでぜひ探して見てください
軍手や園芸用手袋
土を触る場合にはある方が便利です
爪の間に土が入るのを防いでくれます
ベランダで家庭菜園をするときのポイント
出来るだけ大きなプランターで!
置く場所が無ければ小さな植木鉢でも良いですが、スペースがある場合は大きなプランターでたっぷり土を入れてあげる方が良く育ってくれます。
植物を置く場所は出来るだけ日当たりの良い場所
育てる植物に寄りますが、基本的に植物は日光が好きです。日中できるだけ長い時間日なたになっている場所に置くのがおすすめです
植物の育て方をよく読んで、ジメジメしたところが好きな植物の場合はなるべく影になる場所や日陰を作ってあげてください
水はたっぷり
底に排水用の穴が開いているプランターであれば、余分な水は流れていきます
そのため水の与えすぎの心配はほぼありません
水が足りないと枯れてしまうのでたっぷり与えましょう
支柱やネットを使う場合
レタスやほうれん草などの葉物野菜を育てる場合には必要ありませんが、
育てる植物がトマトなどの背の高い植物・・・支柱
ゴーヤなどのツルが伸びていくような植物の場合・・・ネット
など植物に合う道具を使いましょう
今回はベランダで家庭菜園を行う場合の「道具」についてお話ししました。
ベランダで家庭菜園を行うにあたって、育てる野菜が大きくなると必要な道具も自然と多くなっていきます。
と言っても、植えた野菜たちが育つには意外と時間がかかります
まずは植える場所と野菜に合わせたプランターを準備してみて、好きな野菜を植えた後は植物が育つのをじっくりと待ちながら育て方を調べて、必要そうな道具を買い集めていくというのも家庭菜園のひとつの楽しみ方であると思います
今回はそんなベランダで家庭菜園を行う場合の「道具」を揃える際に、このブログを読まれた方のイメージの手助けとなれれば幸いです。