家庭菜園を始めようと行動に移るとき、一番最初に考えるのは道具のことだと思います
いざ始めようとするとなんとなくのイメージで買う物は想像できますが、開始してからあれもこれも買っておけば良かったと思ってしまうと気力もやる気も下がってしまいますよね
今回は室内で家庭菜園をする場合に必要な「道具」についてお話ししたいと思います
室内での家庭菜園を行う場合、一般的な栽培方法は大きく分けて2つあります
1つ目 : プランターや植木鉢に園芸用の土などを入れ、植物を栽培する方法
道具の準備が簡単です
一度植えてしまえば長期間土の入れ替えや植え替えは必要ないという特徴があります
2つ目 : ジャムの空き瓶や水の漏れない容器に植物を浮かべて栽培する方法
土を使わないので部屋の中を土で汚したり、小バエなどの小さい虫が土から発生することを防ぐことが出来ます
今回はこの2種類の栽培方法に必要な道具をご紹介していきたいと思います
プランターや植木鉢に園芸用の土などを入れ、植物を栽培する時の道具
プランターなどの容器
こちらはお部屋内の栽培する場所の大きさからプランターの大きさを決めましょう
底に排水用の穴が開いているプランターは、余分な水が底の穴から出ていくので水の与えすぎを防ぐことが出来ます。水やりの量をあまり考えなくてよいので初心者向きと言えます。
排水用の穴が開いてないプランターは底から水が流れ出て来ないので、室内で栽培を行う場合は水で床を汚す心配は減りますが、水を与えすぎてしまうと余分な水がプランター内に溜まってしまいますので注意しましょう。
受け皿
プランターなどの下に置く受け皿です
排水用の穴付きのプランターを購入した場合には一緒に買いましょう。
プランター排水用の穴から出てきた水を受け止めるために使用します
園芸用培土
少量であれば100円ショップでも手に入れることが出来ます
「 元肥入り 」などの記載がある肥料入りの物があれば、追加で肥料を入れずに一定期間そのまま使いつづけることができるためおすすめです
(時間が経過すると土の中の栄養が無くなるので追加の肥料は必要です)
軽石または、培土流出防止用中敷き
プランターに培土流出防止用のカバーがない場合は買ってプランターの底に敷きましょう
培土流出防止用のカバーがないプランターの底に何も敷かずに水やりをすると、水やりの水と一緒に土が流れ出てしまいます。
植物の種もしくは苗
好きな植物、育てたい植物を選んでください
種や苗はホームセンターや園芸店、100円ショップなどで手に入れることが出来ます
室内で育てる場合は、スペースが狭かったり土台となるプランターの重量が軽くなりがちです。
そのため背の高くなる植物は土台より重くなってしまい、バランスを崩して倒れてしまうことがあるため室内向きではないと考えられます。
背の低い葉物野菜や、気温の変化が少ない室内であることを生かして、温度変化に弱い種類のハーブなどがオススメです。
花の大きさや葉の色によってはお部屋のインテリアとしても楽しめます。
オススメの野菜やハーブ
背の低い野菜:葉レタス、ほうれん草、水菜、小ねぎ
その他育てやすいハーブ:イタリアンパセリ、クレソン、シソ、オレガノ
園芸用スコップ(小さめ)
購入した苗の植え替えや土の量が減ってきたプランターの土の補充などに使用します
ちょっとした土いじりにあると便利です
肥料
庭の土を使ったり肥料の入っていない土を購入したりした場合や、土の中の栄養が少なくなり、植物の元気がなくなってきた場合には肥料を入れてあげましょう
肥料には固形タイプと液体タイプがあります。
ジョウロ
小さめで先が細くなっている物がオススメです(シャワータイプは✕)
コップ等に水を汲んで水やりでも良いですが、コップの水をあらぬ方向に溢したりなどして床を汚してしまう可能性を軽減することが出来ます
軍手や園芸用手袋
土を触る場合にはある方が便利です
爪の間に土が入るのを防いでくれます
水耕栽培に必要な道具について
水耕栽培キット
ホームセンターなどでいろんな栽培キットが購入出来ます
自作の場合、栽培スペースに合わせて各パーツを作りましょう
慣れない場合、自作は大変なので栽培キットを利用するのがお勧めです
植物の種
種は土を使った栽培と同じくホームセンターなどで購入できます
水質の管理が難しいと思いますので、栽培期間が短い葉レタスなどがオススメです
肥料
水耕栽培では一般的に液体の肥料を使用します
水耕栽培用の肥料はホームセンターなどで購入出来ます
今回は室内で家庭菜園を行う場合の道具について大まかにまとめてみました
上記で書いている物は、大半がホームセンターで購入することが出来、質を拘らなければ100円ショップでも手に入れることが出来ます
道具の準備が面倒な方はホームセンターで買ってきたポットのままで育ててもある程度は育ちます
しかし、植物が大きくなると植物自身の重さでポットがバランスを崩して倒れてしまったりするので要注意です。
今回は室内で家庭菜園を行う場合の「道具」について書いていきました。
次回はベランダで家庭菜園を行う場合の「道具」についてお話しできればと思っています。